作成日: 2022-9-2 更新日: 2023-8-24
カテゴリ- : 美容室専用POSアプリ( カッチブーン)
【カッチブーン】メニューを決める

メニューを決める

目標の客単価を決めてから、商品構成を考えても、目標とした客単価を実現することは難しいでしょう。

お店のオープン前に「コンセプト」を決めることは、オーナーにとって極めて重要な仕事です。 なぜなら、「コンセプト」にしたがって、内外装や提供メニュー、顧客層が決まるからです。

結局のところ、重要なのは「顧客層」です。 開業時に、どんな顧客層にサービス提供すると決めたのかが重要です。

メニューを提案し、ターゲットとした顧客層に来店して頂いた結果、対価を頂ければそれが客単価になります。この反対はありません。お客様の需要にこたえ、サービス(メニュー)を提供し、対価を得ます。

「メニュー」は、創業計画の策定段階に決めておくものです。

参考:創業(事業)計画書の作り方&書き方 - 第Ⅱ章 商品・サービス編

STEP1_各「メニュー」を決める

最小単位の「メニュー」をきめます。

「独自のサービス名」について:

「サービスや商品の名前はオリジナルの名前を付けましょう。」などと言われることがあります。 お客様が競合店と比較した場合に値段だけで判断できないようにするためというのがその根拠です。 コンセプトとの一貫性が保てれば、奇をてらったネーミング(切り口)で独自性を出すのは確かに有効な場面はあります。

結論からいえば、これはあまりおすすめできません。 サービスの質、施術の質に自信があるのであれば、一般的な名称でなにも問題ありません。 そもそも値段だけで比較できないようにメニュー名称を誤魔化したところで、意味がありませんし、長続きしません。 お客様からは馬鹿にしているととられかねませんし、誠意が感じ取れません。 むしろ、「他店よりもすばらしいサービス・施術だ!」と評価いただくためにも、簡単に値段を比較できる方がよいです。

SETメニュー

お客様がいつも選ぶメニューをSETメニューとしてあらかじめ組み合わせて予約時に表示しましょう。 お客様の各メニューからポチポチとメニュー選択する手間を減らすことができます。

この際に、SET割引を設けることもできます。 「カット」、 「カラー(ケア有無)」、 「トリートメント」、 「ブリーチ(ケア有無)」、 「パーマ(ケア有無)」の組み合わせはどのお店でもよく選ばれると思います。

これらの組み合わせでよくある組み合わせでSETメニューを作りましょう (多くても8つ程度にとどめておきましょう)。

Notion image

スタイリストごとの指名料

指名料を各スタイリストごとに設定できます。

Notion image
 

また、スタイリストごとに施術できる/できないメニューをすべてのメニューに設定できます。

Notion image
 
 

STEP2_メニューに表示する「スタイル」と「SETメニュー」を決める

全体のメニューの2割が全体の売り上げの8割を構成します。

前述したように、「カット」、「カラー(ケア有無)」、「トリートメント」、「ブリーチ(ケア有無)」、「パーマ(ケア有無)」などよく注文されるメニューから、 よくある組み合わせ(多くても8つ程度)でSETメニューを作りましょう。

Notion image
 

掲載メニュー表の上部は閲覧時のファーストビューになる箇所であり、お店の印象を左右する重要な箇所です。

したがって、写真付きの「スタイル」、「SETメニュー」、各「メニュー」の順に掲載メニュー表の上から下に配置しています。

Notion image

メニューに提案・説明を記載する

「スタイル」、「SETメニュー」、各「メニュー」には、それぞれ注意書きなどのコメントを入れられます。

たとえば、「スタイル」を提案する場合にはそのスタイルを施術した後の仕上がり感や変化する生活を想起させるようなコメント、 「SETメニュー」には割引の説明コメント、各「メニュー」には、それぞれのメニュー感の違いをコメントするとお客様が理解しやすく、メニューを選択しやすくなると思います。

Notion image
Notion image
Notion image
 

シンプルなデザイン。

私共のメニュー表には余分なものをいれていません。

 
 

まとめにかえて

メニュー表は、開業後も売上実績に応じて、見直し改善しましょう。

 

お気軽にお問い合わせください

必須項目を全て入力してください (入力後、送信ボタンが表示されます) 24時間以内にご連絡を差し上げます。

※税理士に対する営業は業務の妨げになり迷惑です。やめてください。

美容室専用POSアプリ( カッチブーン)の他のPage